元学童職員のおたより、連絡帳の書き方

皆さん、こんにちは

 

今日は保育のおたより、連絡帳について書いていこうと思います。

私は保育士と学童の放課後児童支援員を経験してきました。しかし保育士でありながら、保護者の方との会話のコミュニケーションが苦手です。

もともと子どもが好きという思いだけで保育士を目指してきたものですから

「なんでこんなに書くものが多いの」

「制作物多くない?」

という保育士の業務の多さに圧倒されたものでした。

辞める以前はこちらが必要な情報を聞くことはできるようになりましたが「雑談」は本当に苦手でした。

今はコロナもあるため、懇談以外は保護者の方との会話はわずかな時間しか取れないかと思います。お子さんを預けている保護者の方々は保育中の様子が気になっているでしょう。なんとかお知らせしたいものです。

会話が苦手な私が頑張ろうと思っていたのはおたよりと連絡帳です。

学童保育でも月におたよりを発行するところは多いと思います。私はそれに保護者のみなさんに子どもたちのことを具体的に、そして楽しい様子が伝わるように一層考えていました。ここで実際に書いた文章を載せてみますね(少し長いです;)

私のおたよりの書き方

この夏休みはグループで集合するということを意識づけてきましたが、ほとんどの子達がグループで並ぶということが身につきました。3年生以上はグループの中心となり下級生をまとめ、また1、2年生もお兄ちゃんお姉ちゃんに協力していましたよ。 またおやつ準備や昼食準備・後片付けなどは状況を見ながら、「私はおしぼりを準備するね」「じゃあ読み聞かせをやるよ」とお互い声を掛け合って、クラスのみんなが快適に過ごせるように協力していました!同じクラスでも普段はじっくり関わることができない友だちとも遊ぶことができ、クラス活動の楽しさを味わえたかと思います。 先日行われた大縄跳び大会ではクラス練習の際、「今度はクラス対抗でやりたいなあ」という声が多数出てくるほど、クラス全体で縄に入る、跳ぶ、縄から出るという技術が向上しました。跳べなかった子もお兄さんお姉さんに跳ぶタイミングを教えてもらったり、チーム全体で協力してどうやったら跳び続けることができるか、跳ぶ時の順番などをグループで相談し工夫して上手に跳べるようになりました。跳べなかった子が出来た子が初めて跳べたときには歓声や拍手が起き、自分の事以上に喜んでいました! 大会ではチームで跳んだ回数を競うのですが、自分以外のどのチームにも声援を送ったり、拍手をしている子どもたちの姿、大会が終わった後、こらえきれず悔し涙を流す子の姿も見られ、この夏休みで子どもたちの成長をまた一層感じることができました。

 

私は大人よりも子どものほうが会話が合うようで、よく子どもたちも話してくれます。おたよりには支援員に発した言葉やお友達同士の会話、集団の場の発言などを拾って載せることが多いです。また子どもたちにも載せるときには伝えています。そうすることで

「あ、これ僕が言ったことだよ」と保護者の方への目が向きやすくあり、また自分ではなくても「今月は誰のことが書いているのかな?」と意識が向いてくれますよ。

学童保育のおたよりって学校のおたよりよりもあまり見てもらえないみたいなので…

 

私の連絡帳の書き方

そして連絡帳。歩いて帰るご家庭のお子さんなどが持たせてくれるところもあります。事務的な連絡はもちろんですがそこへお子さんの様子を伝えるようにしています。

何をして遊んだ。どういうことを話してくれた。お友達との関係や優しかった、おもしろかったエピソードなどを書きます。こちらも実際に書いたものを載せてみます

「今日は学校からたくさん宿題が出たんだよ~」と少しお疲れ気味の○○くん。字がとても丁寧だったのでほめるとニコニコ喜んでくれました。頑張って取り組んだので早く終わり、公園で鬼ごっこやブランコなどたくさん遊ぶことができました★

おたよりの内容よりも子ども一人ひとりに着目して書いています。当たり前かもしれませんがマイナスなことは書きません。また私の癖?なのか「キラキラ」「ニコニコ」など擬態語をよく使っています。

いかがでしたでしょうか。今回はお便り、連絡帳についての私の書き方をお伝えしました。実際に書いていたものを例として使っています。書き方についてお困りの方の力になれたら幸いです。