学童保育で働くには資格が要る?どういう仕事内容なの?

こんにちは

学童保育についてのブログを書いています。

前回の学童保育については保護者の方向けで書いていました。

今回は学童保育で働きたい方へ向けて説明していきたいと思います。

 

学童保育で働くには?

正社員で働くためには放課後児童支援員の資格が必要です。

※パートであれば資格は必要ありません。

これは研修を受ければ取得できますが、受けられる条件として

①保育士資格 ②社会福祉士資格 ③幼稚園・小学校・中学校・高等学校などの教員免許 ④社会福祉学・教育学・心理学の学位取得 ⑤高卒以上で児童福祉事業などの仕事経験が2年以上ある

これらのうち1つ以上を満たしていなければ受けることができません。

資格や免許がない方は指導員(学童パート)で実務経験を積んでから資格を取得するということもできました。なので資格がなくても正社員として働けるかも…という希望はあります!

 

学童の先生は何をするの?

放課後帰ってきた子どもたちが安全に安心して過ごせるように見守ったり手助けする仕事です。

集団の中で子どもたちをまとめたり、安全に遊べているか、友達同士のトラブルなどはないか、また定期的に保護者と懇談を行うという保育、教育のような仕事や

掃除、洗濯、買い出し、集金などの雑務、学童によっては遊ぶ場所に連れていったり、学校まで車で迎えに行く送迎なども

業務も様々です。実際の例を作成したので見てみて下さい

10:00~出勤 そうじ、事務作業 11:00~打合せ(子どもや保護者の情報共有) 12:00~休憩 13:00~おやつ作り 受け入れ態勢を整える 14:00~子どもたち登所 出席確認 勉強 おやつ 遊びなどを見守る 外遊び、児童館などへ引率(安全に遊べるように見守る) 17:00~帰りの会(集団をまとめる時間) 子どもの人数次第で掃除洗濯など その間にお迎えが来たら対応する ~19:00 閉所

という感じです。夏休みなどの長期休みですと朝から夜まで空いていますので、子どもを見守る業務の時間が長くなります。また学童によっては父母会があるところもあるのでその準備なども必要になります。

また昨今は学童保育についての方針が具体的に示されてきており、保育園幼稚園ほどではないですが、書類の作成も多くなってきています。

 

作る書類って…

ではどんな書類をつくるのでしょうか。

業務記録…その日に起きたことの記録

子ども一人一人の記録…個人の記録

月のおたより

保育計画などなどがあります。

学童保育の指針には上のもののみ書いてありますが、

各マニュアル(業務、災害、アレルギー)、集金ごとの手紙やアンケート、行事案内などなど

作る書類もけっこうあります。

 

ちなみに…

保育でいう「指導案(月案、週案、日案)」

どういう指導を行っていくか職員同士共有するために必要なものですね。

私の勤めていた学童保育所では「週案」は必要でした。それまでは保育士だったので幼児向けの指導案は書いたことがあるのですが、児童向けとなると…と思い検索しました。ですが、学童保育所向けの指導案はなかなかヒットしません

かろうじてヒットしたのが年間計画程度です。発達段階をネットで検索して自分で文章を考えて作成しました…おかげで情景を思い浮かべながら「今何が必要なのか」考えて作成することができるようにはなりましたが…指導案が必要な学童保育所で働きたいと思っている方は最初は苦戦するかもしれません…

保育所同様に学童保育の需要を求めるのであれば、国が働きやすい環境をもう少し整えてほしいなあと思います。(保育所よりも人口が少ない分、まちまちというか決まっていないことやその自治体によってのことが多くあります)

 

いかがでしたでしょうか。個人的な意見なども書いてしまいましたが、学童保育で働きたい方への参考になれば嬉しいです。