連絡帳の書き方~元学童職員の基準

こんにちは

今日は連絡帳の書き方について、より詳しい例を用いながらお知らせしていきたいと思います。

 

連絡帳の書き方

以前お知らせしましたことも振り返りながら書いていきたいと思います。

学童保育の連絡帳は保育園の連絡帳のように活動の内容などをかいたものと思ってください。

 

・基本的にその日に起きたことやその子の言動を、情景が伝わるように書きます。(行事や特別なイベント、どういうことを言ったか、リアクションや周りの雰囲気など)

・遊んだ内容、誰と遊んだか、最近の状況を書いていきます。

例)今日はお誕生会でした。「どういうことを聞かれるのかな」ととても緊張した様子だった○○君、「おめでとう!」というお友達の声や仲良しの子からプレゼントを受け取り緊張も解け、インタビューもしっかりと答えることができました! お誕生日おめでとうございます

 

・基本的にマイナスなことは書きません(できなかった、怒った、泣いた、喧嘩したなど)マイナスなことを伝えなくてはいけない場合は対面してお話か電話をお勧めします。(文章の場合誤解を招いてしまうことがあるからです)

※どうしても連絡帳で伝えなくてはいけない場合には…必ず最後はプラスで終わる表現をします。
例)公園の鉄棒に挑戦した○○ちゃん、逆上がりを頑張ろうとしましたが、なかなかうまくできず…お姉ちゃん方や支援員に足のあげ方を教えてもらいました。その効果か、もう少しで回れそうなところまで足を高くあげられるようになりました!「また明日も練習したい」ととってもやる気の○○ちゃんでした!

 

・また連絡帳の内容をのぞく子もいます。活動の様子を書いているときにはいいのですが、保護者の方からトラブルがあったことが書いてあり、お子さんに知られたくないことを書いている場合にはお迎えの時や帰るギリギリに渡すなど配慮が必要です。

 

これっていいの…?

次からは連絡帳を書くにあたってこの場合はどうしたら…なことをまとめてみました(ほかにも何か判断に迷うことがありましたらお知らせいただければ答えていきます)

・記号(★、♡など)…保護者の方との関係性もあるかと思いますが、子どもの状況を伝えるとき、子どもの言葉のかわいらしさを伝えたいときには、私はあってもいいかな~と思います。ただ本当に保護者の方との関係性があると思うので、「こういう先生」という認識がされていれば良いのですが中には快く思われない方もいらっしゃるため、慎重に使ったほうが良いかもしれまぜん…

※(笑)や(>_<)などの顔文字は私はお勧めしません。

 

・使うペンって…書き損じを防ぐためにフリクションボールペンを使う方も多いかもしれませんね。ただ摩擦によって書いたところが消えてしまうこともあるので注意が必要です。私はエナージェルが好きでした。文字を書く色は黒一択。全員分かける!という方には装飾にカラフルなペンを使ってもいいかと思います(そこの学童によって担当の子を分けていると思うのですが、皆さん共通して色をつけるならつけると統一したほうが良いでしょう)

 

・連絡帳を持ってこない…お子さんに聞いたり、保護者の方へ聞いてみましょう。中には「こっちから書くことがないから」という方もいます。その場合はこちらの様子だけ書くのでということを伝えて持ってきてもらいましょう。それでも持ってきてもらえない場合は何らかの連絡手段を使って、定期的にお子さんの様子を知ってもらいましょう(おてがみ、メールなど)

※忙しい保護者の方やそもそも学童保育についての認識が「ただ子どもを預かってくれるところ、だからこっちから何もしなくてよい」という方も残念ですがいらっしゃるようです。

 

いかがでしたでしょうか。学童保育は参観など目に触れるということがないため、保護者の方へ活動の様子が伝わりにくいことが多いです。そのためにお子さんの様子を書いた連絡帳は上手に活用していきたいですね。