新年度へ向けて!年間指導計画の文例

 

こんにちは

今日は年間指導計画の文例をお知らせしていきます。

 

年間指導計画について

・来年度へ向けての準備が進んでいることと思います。年間指導計画は指導案を作るにあたり、おおまかな指標となります。大まかに4期に分けて紹介していますので、補足も見ていただければと思います。

年間目標

基本的にはそこの学童保育の基本目標に沿ったものになりますが、

生活の自分で流れをこなす 集団や公共のマナーを身に着ける 自主性を養う いろいろな人がいることを理解する 思いやりの気持ちを育てる
今回の目標は上のことが身につくようなものにしています。

 

生活:基本的な生活習慣、集団や社会のルールを身につけ道徳性を培う    生活の繰り返しの中で多様な人々や身近な社会への関わりを増やしていく    生活に見通しをもって一人ひとりの自主性が育つ    集団活動を通し、仲間を思いやる心や協力する態度を身につける   遊び:異年齢集団での遊びを通し創造性や思考力を高める    仲間を受け入れる態度や心情を育てる

では今度はそれを月ごとにかみくだいてものへしていきます。

 

Ⅰ期(4月、5月)

・新しい環境に慣れるため、子どもたちが安定した生活が送れるよう援助していくための目標を設定します。遊びのルールや遊具の使い方を理解するということも大事ですね。夏に収穫するための野菜を植えたりしても良いと思います。

 

・新しい環境の中で生活の決まりや流れを知り、安心して過ごす。 ・遊びを通し仲間との関わりを深める。 ・遊具や用具の安全な使い方を理解する。 ・身近な自然に親しみ、植物の生長を観察する。 ・挨拶など自分から進んで行動する。    

Ⅱ期(6月~8月)

・ある程度、友達関係が育ち、また夏休みに向けての目標を立てていきます。Ⅰ期よりも学童生活に慣れてきている分けんかなど出てくるのでいろいろな人がいるということを理解する良い機会です。

・異年齢の友達に親しみを持ち思いやりの心を育む。 ・仲間の良さを認め合い、遊びを展開していく。 ・夏休みの活動(係り、お当番等)を通し、協調性を育む。 ・夏休み中の基本的生活習慣と生活目標を立て取り組む。 ・友達との違いを肯定的にとらえ、互いを尊重する。 ・夏休みの生活の中で必要な態度を身につける ・目標に向けて仲間と協力することの大切さを知る。  

Ⅲ期(9月~12月)

・遊びや行事を通して、交流を深めたりより一層友達との違いに気づいていくということを目標にしていきます。

・考えや思いを伝えあい、友達との絆を深める。 ・一人ひとり、自分らしく充実した生活を送ることができる。 ・自分の役割に気づき意欲や期待を持って活動に取り組む。 ・異年齢でのスポーツや集団ゲームを積極的に行う。 ・行事に向け意欲的に取り組む。 ・互いに認め合いながら自信を持って行動する事ができる。 ・同じ目的に向かって協力することで得られる充実感を味わう。 ・冬休みの生活目標を立て、取り組む。 ・行事を通し公共の場での礼儀を身につける。 ・同じ目的に向かって協力することで得られる充実感を味わう。

 

Ⅳ期(1月~3月)

・今年度の反省と次年度へ向けての意識を高めることを目標にしていきます。

・伝承遊びに親しむ ・冬休みの生活目標を達成する。 ・行事では、自分の役割を知り行動できる。 ・進級に向け期待をもち、一人ひとりが目標を立て取り組む。 ・友達の良いところを見つけ認め合える関係を作る。 ・卒所式、お別れ会の準備をする ・一年の成長を喜び、自信や達成感を味わう。  

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。年間目標は保育の指針を知る機会です。大まかでも年間の予定や方針を職員間や保護者の皆様へ理解してもらうために、しっかりと目標を立てていきたいですね。

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。