防ごう!冬の保育中に起こりうる事故、ケガ

 

こんにちは。

寒さが厳しくなってきましたね。子どもたちは寒くても外で遊びたがったり、元気いっぱいなのですが、大人は室内でゆっくりのんびりしたいです…

 

今日は冬に起こりうる事故や怪我それを防ぐ対策を何点かお知らせしていきます。お勤めのところでもこういった事故や怪我がないようにこの記事をみて対策をしてもらえたら嬉しいです。

 

冬に起きる事故やけが

冬の外の事故

・冬、雪遊び中での予測される危険なことは…

・路面凍結による転倒 ・屋根上の雪、氷柱の落下 ・雪合戦などで氷がぶつかる ・そりで場外へ激突

などがあります。

実際に起きたケガ

雪合戦で子どもが氷の塊を投げて顔に当たった職員が負傷するということがありました。 投げた子は氷を投げたという自覚はあるものの、顔に当たるとは思っていなかったようです。跡に残る怪我ではなかったものの、大変なことです。

 

・勉強が終わり早く外で遊びたいという気持ちが先走り、外ぐつをしっかり履かずに転倒ということもあります。特に冬は路面が凍っている場合が多いので大きな怪我につながりやすいです。

ケガの対策

移動の時はゆっくり、焦らず進むように 建物の真下には近づかない、近づきそうな時には呼びかける 雪合戦の時は高く投げすぎないよう伝える、何度か高く投げていたら遊びを中断する そりで遊ぶ際には範囲を十分に伝え、滑る頂点や下の位置に職員を配置し声をかけれるようにする

その都度、言葉での注意になりますが、初めて行うときや危ない場面に遭遇した際には実際の例を用いながら説明していきましょう。

 

冬の室内の怪我

・室内の怪我としては

暖房や加湿器による火傷が大多数です。

寒がりな子は暖房のそばに近づいて離れなかったり、パネルヒーターにピッタリ背中をくっつける子もいます。

また加湿器は噴き出る蒸気が子どもたちにとっては面白いのか触れたり、職員や友達の反応を見たさにわざと触れようとしたりします。

 

対策としては

・温めるために体を動かす遊びを促したいですね。 定期的に呼びかけていきましょう。人数が増えない場合やなかなか動いてくれない時、あまり使いたくはないのですが、一日一回は体を動かす遊びに参加するという決まりを作るという方法があります。 ・天候が悪化していたり、体を動かす遊びができない場合には暖房近くに見守りの職員をつけたり、定期的に呼びかけていくなどの指導が必要です。 ・加湿器は子どもたちが触れない場所に置く。または職員が常にいる場所に置くようにする。

 

視覚的な注意

・言葉の注意が通らない、指導しても何度も同じようなことをしてしまう。このような場合は別のアプローチが必要かもしれません。

同じ場所にずっと職員がいるということは難しいと思います。そういう場合にはその子の視覚に注意を促してみましょう。

 

×(バツ)カードを使う

触れて欲しくないところは×(バツ)を貼ってみるのも手です。(放デイなどでは使われているところもあります)

視覚的にわかりやすく、また子どもたちへの説明もスムーズになります。「これなーに?」と聞かれた時には「こういう怪我が起こるから触らないように貼ってるんだよ〜」と説明できます。発達障害グレーの子にもわかりやすい仕組みになります。

同じ色や様式で書きましょう。中には違う風に書くと混乱する子もいます。検索するとたくさん出てきますよ〜

室内の怪我は工夫すれば防げることがあります。使ってみるもの良いかと思われますので、何度も同じことがある場合、お困りの際には使ってみてください。

 

最後に…

いかがでしたでしょうか。冬に起こりうるケガ、事故を紹介しました。予測できるものは防いでいきたいですよね。対策をしっかりと行い安全に遊べるようにしたいものです。職員の皆さんと連携して対策していきましょう。

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。