話をスムーズに聞けるようになる導入遊び

こんにちは!

今日は全体で話しをするときのの導入について書いていきたいと思います。

 

話しの導入?

学童保育では子どもたちの前で話す機会というのがそこそこにあります。

(初めの会、帰りの会、子どもたちへ注意事項を話す場面などなど)

学校である全校集会を想像してもらうとわかりやすいかと思います。しかし、学校のようにマイクを使うわけではないと思われます、学校と違い遊んだ後にすぐ集まる場面というのがある場合もあります。クールダウンする環境づくりのために一度、静の時間を設けるということです。

ですが、保育園幼稚園のように手遊びで待つというのも小学生には違う気がする…

 

そんな方にはぜひ以下に書いた導入を取り入れてみるといいかと思われます

 

あえて小さな声で話す

「先生の声が聞こえる人は手を挙げて下さい~」

とあえて小さな声で子どもたちへ呼び掛けます。すると聞こえている子は反応してくれるので引き続きいろいろなことを要求してみましょう。最初は少なくても「何やっているんだろう」と気になりだします。静かな空間が少しずつできてきます。

声は小さくても、アクションは大げさにしましょう。両手を口の前に持ってきて、口は大きく開けて「話しているよ」ということを子どもたちの目に見えるようにします。

超ロングボイス

「みなさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん」

帰りの会を始めますよ~~~~~~~~~~~~~~~~~」

先ほどとは違い全体に通る声で、長ーく声を出してみましょう。途中から子どもたちからツッコミが入るかもしれませんが負けずに息が続く限りに行いましょう。

決して無理はしないでください。そのあと話すのが困難になるほど続けるのはいけません。
次からはゲームのような導入です。時間に余裕があるときにはこちらのほうが盛り上がります。

お友達クイズ

先生が学童保育にいる子の特徴を順にあげていき、答えてもらうクイズです。普通に行うクイズよりも盛り上がります。「○○小学校に通っている▽年生です」「男の子です」「体を動かす遊びが好きです」「今日は黒い服を着ています」「マスクは白です」などなどできれば最後は全体でこたえられるようほとんど答えのようなヒントでも良いかと思います。

その子が傷つくような身体的特徴の表現は避けましょう。またその子によって嫌な紹介内容は異なるので日ごろからその子の嫌なことは把握しておくことが重要です

ぴったり測ろう

用意するもの:秒数が測れるもの(ストップウォッチ、スマホなど)

目を閉じてもらい決まった秒数を心の中でカウントしてもらいます。自分の中でちょうど!と思ったら手をあげてもらいます。

「ピッタリ」「惜しい」人は全体が挙げ終わったら発表していきます。

最初は10秒、慣れてきたら秒数を増やしてもいいかもしれません。

 

めいれいゲーム

一人の子がリーダーとなって周りの子へ「右手を挙げる」「顔を触る」などの指示をしていきます。

慣れてきたら「はんたいめいれい」も面白いです。まためいれいゲームは最後に「静かにする」というめいれいをするとそのまま先生の話に持っていけます。

 

おはなしタイム

みんなで一つのテーマについて話します。「クリスマスでもらいたいもの」「好きな遊び」「得意なこと」などなど、全員にあてはまるものをテーマにしましょう。

ひとりひとつは発言してもらうので普段かかわりのない子にも興味がわいたり、そこからつながりが増えることもあります。(これは進行は先生がやらないと収拾がつかなくなります)

 

いかがでしたでしょうか。先生方が円滑に学童保育での仕事をこなせるよう、ストックとしていくつかの導入を紹介させていただきました。もちろんそこのお子さんによって、先生によって、しっくりいくのか、そうではないのか違ってきます。導入の手持ちが不安なかたは試してみてくださいね。

ではご覧いただきありがとうございました。