冬休みの指導案文例①

こんにちは。

今日は冬休みの指導案についてお知らせしていきます。冬休みは夏休みよりも期間は少ないかと思われますが、冬ならでは行事が多いため、濃厚なものになるところもあるかと思います。指導案をたてるにあたって手助けになれば幸いです。

 

長期休みの指導案

長期休みは学童保育の皆さんが特に頑張る時期(子どもたちにつくという意味で)です。「こういうことに気をつけよう」「こういうところをもっと伸ばそう」というものを文章で書き起こし、職員の皆さんで共通理解をはかります

長期休みは連携がとりにくい状況になることが多いので「こういうときはどうする」という方針を書いておくと安心して保育できるかと思います。

基本的にその学童保育の年間目標に沿って書いていきます。生活面での記入も、学童保育という施設の性質上必要になるかと思われます。

 

生活面

子どもたちが自分で気づくことや自主性をもって活動できるようにということに重きを置いています。生活面では職員が声掛けをすることがメインになってきますね。

 

・登所時には検温や体調に異常はないかよく観察する。異常がみられる場合には保護者へ連絡するなどの対応をしていく。 ・時間の記入、うがい手洗いなどの流れをこなせているか把握し、行えていない子には声をかけていく。 ・室内遊びの際には片付けや終了時間をあらかじめ知らせておき、子どもたちが自分で気づき行動できるようにしておく。 ・寒さで厚着をしがちな子には積極的に体を動かすよう促し、暖かさが感じられるようにする。また熱くなってきたり、汗をかいたときには衣服の調整や汗を拭くことなど自分自身で行うことができるよう言葉がけをする。 ・子どもたちが見通しをもって活動できるよう、次の予定を知らせていくようにする  

環境設定

子どもたちの自主性を養うにはある程度の環境の設定が必要になります。また職員の配置設定も書いておくと全体の理解としてはわかりやすいかと思われます。

 

・高揚している子には別の部屋を提案し、落ち着いて過ごせるようにする。 ・一日の活動に見通しを持ち、子どもが自分で遊びや活動を進められるよう、必要に応じて予定を提示しておく。 ・天候に応じて製作遊びを楽しめるような環境設定(必要な素材や用具の準備)を行う。はさみ、カッターなどの刃物の取り扱いには十分に気を付けるように呼びかける。置き場所も配慮して安全に楽しめるようにする。 ・勉強時には座る場所を考慮し、一人一人が落ち着いた環境の中集中して取り組めるよう必要に応じて座る場所の変更を行う。終わった後は静かな空間が保てるように本を読むように促したり、必要に応じて職員が読み聞かせを行うなど、環境を整えていく。 ・昼食前には静かな空間が保てるよう遊びや導入をしていく。 ・活動や状況によって室内遊びの増減を行う。人数に応じて声を掛け合い配置を考慮する。 ・疲れで休息する場合には連携を取り合い、安全に体を休めるようにしていく。 ・天候により、外での雪遊びを提案していく。雪遊びの準備ができているか(帽子、手袋、スノーウェア)チェックしたうえで遊びを促す。子どもたちの人数に応じて連携を取り合い、職員の人数を調整していく。 ・外遊びの際にはあらかじめ遊べる範囲を伝えておき、職員は全体を見渡せる場所について、必要に応じて助言を行ったり遊びを見守っていく。 ・コマ回しやけん玉など遊びの範囲が広いものは、遊びの場所を子どもたちと一緒に確認しほかの遊びと動線が重ならないようにする。  

続きは次回…

 

たくさん書いてしまったので、人との関わりやその他については次回の記事で書いていきますね。

 

では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。