学童あるある

こんにちは!

今日は学童あるあるをお伝えしたいと思います~

学童あるあるって

私が働いてて「これ毎年あるな~」と感じたことをまとめてみたものです。学童保育にお勤めしたことがある方なら共感できるかと思います。

またお子さんを学童保育に通わせている方はこういうことがあるんだ、と思っていただければ嬉しいです。

 

 

あるある① 高学年になると子どもの人数が減る

あるあるというか、必然というか…もちろん学年が上になるとお留守番ができるようになる、友達と自由に遊びたい、習い事が忙しいなどなどで学童保育をやめていく子が多いです。最後までいたいと残ってくれる子もいるため、本当にうれしく、また助かっています。

 

あるある② 女の子のトラブルが…

女の子同士のトラブルが陰湿というかねちっこいです。男の子だとその時起きたことに対してのトラブルが多いのですが、女の子は陰でこそっと言ったり、「あの時ああ言ってたよね」というトラブルが多く、また学童は登所時間や帰る時間が一定ではありません(6時間授業、お迎えが早い)時間がなかなか合わないということもあり、解決は長期戦です…

 

あるある③ 物のトラブル

学童保育の持ち物(余暇をすごすもの)はその場所によって様々です。

基本的に支援員は見守っていますが、「それちょうだい」「なんで?いいじゃん」などのやりとりをこっそりと行っている場合も…ほとんどが折り紙やシール、消しゴムなどですが、保護者の皆さんは怖いですよね…

ちなみに…ゲームがOKな学童保育もあるのですが、勝手にやりとりされたらと思うと恐ろしいです。

 

あるある④ 発達障害グレー

発達障害グレーという言葉を聞いたことがありますか。

ここでは自閉症スペクトラム注意欠陥多動性障害学習障害などの発達障害の疑いがありつつも通常級で過ごして、特別な支援などを受けない子のことを指します。

学童保育は学校よりも生活の場面が多く出てきます。そのため学校では感じ得なかった困り感がでてきます。

具体的に伝えますと

姿勢を一定時間保てない。 集団で話しを聞く場面でも関係なく発言したり、立ち上がる。 遊びのルールがなかなか身につかない 生活の流れがスムーズにこなせない 衝動的に飛び出すことが何度もある

などなど生活に支障が出てきます。

そういった困り感があり、支援学級に通っているなど保護者とも連携が取れている場合は加配などしていくのですが、保護者の方が認めていない場合やうまく連携がとれていないと加配も難しい状況です。

現在こういったことが多い状況にあります。

学童保育は集団の中で活動します。この集団では身につくことが少ないと感じた場合は適切な場所(放課後等デイサービス)の提案をしたり、現状をお伝えするために定期的に面談も設けるのですが、なかなか話が進んでいかないのが現状です。

(学童の支援員が伝えるのって難しいんです…)

 

また

「学校で言われていないから」

「保育士の知り合いに聞いてみたけど大丈夫と言われた」

場合によっては「うちの子預かってくれないの!?」

と受け入れてもらえなかったり、誤解を与えてしまい、苦情になってしまう可能性も…

 

支援員もお預かりするお子さんのことを考えています。適切な場所を提案することは決してお預かりを拒否するわけではありません。

また、そういった子と話していると時折

「なんで呼び出されるかわからない」「わからないのにいつも怒られる」「わからなくて苦しい」

と涙する子もいます。私たちもとても心苦しくなります。もし学童からそういった話をされた時には無下にせず、いったん話を受けとめてもらえると嬉しいです。そしてお子さんがにとってどうしたら一番いいのか、一緒に考えていきましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

学童保育は学校と比べると優先度が低かったり、軽く見られてしまうことがありますが、学童保育に関わる人も共通してお子さんのことを考えているということを理解していただけたなら幸いです。