学童保育の長期休みって何するの?

こんにちは

学童保育の保育の中で一番忙しい時期「長期休み(夏休み、冬休み)」についてのお話をしていきたいと思います。

 

学童保育の長期休み

その学童によって若干の違いがあるかと思いますが、私の経験談をベースにお話ししますね。

午前中

朝早く、8時には開いています。開ける前には子どもたちがいつ来ても良いように準備をしておかなくてはなりません(洗濯物片付け、お茶などの準備)。

子どもたちが登所してきたら玄関先に立つ先生と室内遊びにつく先生に分かれます。時には玄関先まで来た保護者の方からお話がある場合があるので、基本的に玄関にいる先生はある程度の時間までずっと玄関にいます。

子どもたちの人数がそろったら、朝の会を行い一日の流れを説明します。どこかに行く場合はそこで約束事の確認を行います。午後からだとお迎えがくる場合もあるため、外出する場合は午前中に行きます(遠くの公園や外食なども)。どこかに行くときにも必要に応じて先生を残したりします。

外出した先生は子どもたちの遊びにつきます。残る先生は昼食準備や買い出しなどを行ったりします。

遊びから帰ってきたらいったんクールダウンの意味も込めて絵本を読み聞かせを行います。

 

午後

学校のように座席がしっかり決まっていることはないので自由に座ったり、グループを決めて座って食べます。昼食後は静かな遊びを促し十分に休息をさせます。休息後は午後からの活動を話します。先ほども書きましたが、午後からはお迎えや帰る時間になるため、活動場所は近場ですぐ対応できるようにします。

連絡帳がある場合には配置などを考慮して記入していきます。そしてお迎え対応などをしていきます。

 

 

長期休みの注意事項

先生の連携

支援員がつく配置などの打ち合わせがしずらい場合が多くあり、緊急事態が起きたときの連絡をどうとるのか確認しておくと良いかと思われます。場合によっては一人で何人も見なくてはならないので連絡手段(会社の携帯電話が主流かと思いますが)をしっかりと取っておくべきかと思います。

 

体調不良の対応

今は検温や発熱の対応はしっかりとなされているかと思われますが、熱中症などの体調不良について積極的に呼び掛ける必要があるかと思います。長時間生活するため、子どもたちも自分自身で気を付けているかと思いますが、中には集団では発言ができない子もいます。普段からその子一人一人の状態や体調、こういうことがあるということを把握しておく必要があります。

 

連絡帳の記入

長期休み以外には子どもたちが帰ってくる前に記入するのが多いかと思いますが、長期休みだとなかなか時間が取れません。先生同士しっかりと連携をとり、書いていきたいものですね。

 

トラブルの対応

配置の人数が少ないと喧嘩などが起きた時にじっくりと話を聞き取るのが難しいときがあります。できるだけ、その現場にいた先生が対応できるようにすぐに連絡し、対応しましょう。

 

長期休みのみ利用する子

学童によっては長期休みのみ利用する子がいます。普通に利用する子よりも人間関係も築きにくいため、その子が楽しめるように配慮する必要があります。その子がどんな子かにもよりますが、消極的な子には「この子なら合いそうだな」とマッチングをしてみたり、興味のある遊びや話題でその子の「楽しかった」を引き出せるようにしていきたいですね。

長期休みはお休みする子

反対に長期休みは祖父母に預けるので休むという子もいます。絶対必要ではないのですが長期休みの終わる前には連絡をとっておくようにしましょう「来るのを楽しみにしています」など伝え、その子がまた来た時には大げさなくらい喜ぶと子どもたちも嬉しそうにしていますよ。

 

いかがでしたでしょうか。

学童の忙しい時期である長期休み。乗り越える手助けになれれば幸いです。